北の最果てへ趣く
ダイヤモンド富士とパール富士の計算によると
茨城県鉾田市子生(こなじ)の座標は
北緯36.215656度東経140.547972度標高40m
富士山の座標は
北緯35.362852度東経138.730875度標高3750m
入力した海面の気温、気圧の条件はICAO標準大気より
15℃ 1013.25hPa dT/dh=-0.0065℃/m
太陽が山頂から14%出ているときの予想データは
観測地の大気の屈折率1.00027626 山頂の大気の屈折率1.00019041
山の視方位240.59°山の視伏角0.551°太陽の実伏角-0.143°
理想赤緯-23度25.9分 太陽の視赤緯-23度26分
太陽の没方位240.589°西暦2008年12月20日土曜日16時22分17秒
カシミール3Dの画像は

今日は沈むダイヤモンド富士の北限の地域へいざないました。沈むダイヤモンド富士の北限は太陽が1年で最も南下する冬至の線上で太平洋にぶつかる茨城県鉾田市玉田のとちぎ海浜自然の家の辺りですが、皆様ご存じのとおり大気差は毎日一定ではないし、太陽が沈む場所と富士山の位置関係も曖昧な要素があるため厳密な意味での北限というのは存在しないと思います。また、このポイントは栃木県民しか入れないポイントで、何度お願いにあがってもご理解くださいの一点張りだったので別の場所から撮ることにしました。太陽や月の動きは大昔から決まっているのに人間様が見晴らしのいい場所に私有墓地をつくったりマンションを建てたりして富士山ハンターを悩ませていますが人間ってなんてわがままな生き物なのだろうと最近強く思うのですね。
今日は青春18切符なのでJR普通列車乗り放題です。青春18切符は5日分セットで11500円となっており、1日あたり2300円以上の運賃のJR線に乗れば元が取れる計算です。横浜線、京浜東北線を順調に乗りつぎ、有楽町の三省堂で東京時刻表を買います。書店はどこでもよかったのですが三省堂のポイントカードがあるのでここにしました。近くの銀座5には土日も営業しているプロラボクリエイトがあります。山手線を日暮里で降りて常磐線に乗ります。常磐線の始発は上野ですが、上野駅だとホームが沢山あるのですぐ降りる場合は日暮里乗換えの方が迷わずにすみます。北千住で駅前を散歩しました。北千住は千住の宿場町だったところで、宿場通りにはレトロな建物の店もありました。宿場通りとは反対側の味楽で坦々麺を食べて11:24の常磐線に乗ります。空はどんより曇っていて激しく後悔しましたが、友部の辺りから少しずつ晴れ間が見えてきました。水戸で降りて駅前の3番乗り場から13:52の茨城交通51系統大貫経由鉾田駅前行きに乗ります。大体国道51号線を走りますが、所により集落を通るために旧道に入ります。子生弁天は14:36ということになっており、運賃はちょうど子生弁天までが900円です。
子生弁天は鹿島旭駅と自然の家を結ぶ道との交差点の辺りにあり、自然の家の方に向って歩いていきました。途中の畑の上に10mくらいのやぐらを建てたらそこが文字通りダイヤモンド富士の最北端なのでしょう。自然の家には行かず、手前からまっすぐ海の方に降ります。海の手前が急坂になっていて、護岸工事の最中なので車は入れません。太平洋を眺めてから国道まで戻り、ポイントに向かいます。ポイントは畑のど真ん中で、西の方がやや低くなっているので富士山が見えるらしいのですが・・・。いつしか空は快晴になりましたが、姫の姿はないのでまだ安心できません。姫の近くに雲があれば姫の姿は見えないからです。太陽が電信柱より低い位置まで下がってきました。地元のおばさんと話していたら泥つき人参を御馳走になるということで、さらに近所のおじさんもいらしたので冬至のダイヤモンド富士を一緒に鑑賞しました。16:22頃でしょうか、太陽が欠け始めて太陽の中に姫の姿が見えてきました。電信柱より低い富士山です。太陽が姫の右裾をなでるように沈むと、文字通り日没の時刻なわけで、あっという間に暗くなります。おじさんもおばさんも帰ったあと、あたりが暗くなり始めたころ何も知らない人が車で通りかかり、挨拶せずに人参をひいていきました。姫はいないけど夕焼けは見事に染まっています。撮影が終わると真っ暗です。手元が暗いのでレンズのふたを見失いましたが、子生郵便局から17:10にタクシーを手配していたのでかたずかないままに急いでポイントを去りました。
平日は子生17:00の水戸駅行きのバスがありますが、今日は土曜日なのでバスは終わってしまいました。バスがあっても道はかなり暗く交通量も多いのでライトを回したりしないとバスの運転手に気づいてもらえないかもしれませんね。鹿島旭駅までタクシーで10分少々、2000円台です。17:33の鹿島神宮行きに乗ります。この列車でも17:58の水戸行きでも御殿場まで18切符で乗り継ぐことができますが、水戸経由の方が幹線を通って行くので多少ゆとりがあります。鹿島神宮駅前には見事なイルミネーションがありました。18:45の佐原行きで香取まで乗ります。香取で千葉行きに乗りました。そのまま千葉まで行って数回乗り継ぐと御殿場行の終列車に間に合うらしいです。成田で降りて30分後の成田空港から来た快速に乗ります。横浜まで2時間近く乗って、22:16の横浜線直通列車に乗りました。ポイントから自宅に帰るまで6時間の旅でした。
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